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MY LIFE WORK!

日常生活に伴う事柄、趣味、主張、etc.を紹介します。

劣化する日本人の美意識


多様性が叫ばれる中で、日本人の美意識の劣化が目立ちますが、

小池一夫が、自書「人生の結論」の中で、判断に迷ったら人として美しい方を選べと、締め括っています。



この考えは、自身のこと以外に、誰を支持するかということにも通じるんだよね・・・

例えば、欧米での成果主義では、個人が何かを成し遂げたということを主張するために、周囲に猛然としたアピールを繰り返します。

5年前に、青色LEDでノーベル賞を受賞した中村修二も同様です。

彼は、基礎研究に携わった名古屋大学教授の赤崎勇さんや、天野浩さん、それに日亜化学工業の同僚が培った技術をベースにして、他人の研究内容を都合の良い形で発表したようですが、一人の力によって出来ることは限られているし、全てを自分でやったという認識は、はっきり言って美しくない・・・

参考HP

それに対して、衆知を結集して世界で初めて青色LEDの量産化を達成した!という考えは美しいよね?

今、吉本興業の闇営業問題で世間が騒いでいます。
最近ではマスコミ以外にも、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれるメディアがあるので、匿名で無責任なことを言いたい放題です(笑)

確かに、多様性という観点からすると、様々な考えがあって良いと思うけど、善悪の判断を超えて、どちらの考えが正しいのかを見極める基準となるのは美意識・・・

売れっ子芸人の宮迫が、たった100万円のために人生を棒に振って、どうしても世間に謝罪させて欲しいと言って、会社の反対を押し切ってまで会見をしたことと、

ダウンタウン松本やさんまの仲裁を受けて、これからはコンプライアンスを徹底して、芸人ファーストの環境を築き上げると宣言した岡本社長・・・

どちらが美しいかは言うまでもない?
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