最近、三球儀や二球儀をつくっているからか、月から見た地球の映像というものが、実際どのようになるのか?ということが何となく想像できるようになりました。
アメリカのアポロ計画や、日本の月探査衛星かぐやなどが撮ったとされる、過去の画像には、何故か低高度から見たような、月の平坦ではない表面が映り込んでいます。
全く光源のない月の月面では、青空がなくても、太陽が当たれば地球の昼間のような明るさとなり、太陽の当たらない場所は漆黒の闇です。
平面の地表では、地平線の円滑な境が遠くに見えるはずですが、アポロ計画の写真は、太陽の当たらない人工的なセットに、照明を当てたような月面と、断崖のような境界線です。
かぐやの映像は、満面に太陽光を受けた地球を月から見ていますが、周囲は明るく月面は白く光っているようです。しかも、高度100kmから見たとは思えないような地平線は円滑ではなく、こちらも崖の数メートル上から写したような写真で、後からはめ込んだ地球との合成画像みたいです。
漆黒の闇の中で、低高度で撮影しているにしても、照明が当てられた月面と、宇宙の境界が映っているのは明らかに不自然・・・
ちなみに、高度100kmから見た地球の様子は下のようになります。
地球から見た月と太陽の大きさはほぼ同じ、地球の直径は月の約4倍なので、月から見た地球を想像するとこんな感じかな?
グーグルアースの地球(高度22252kmの衛星カメラ)を使うとこうなった(笑)
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